2025/03/19Q.4087
社内で不正(セクハラ、金銭関係)を働いた人がいたのですが、採用時も入社後も優秀な社員で弊社が求める能力をもつ人材です。採用時にこのような人をどう見極めればよいのでしょうか。
採用選考において、セクハラや金銭的な不正が起こるかどうかを確認することは不可能と考えます。不正を行う人の特徴として、共感力の弱さ、独裁的な傾向の強さ、自己抑制の弱さ、金銭的トラブルを抱えているなどの共通性は見られますが、これらの特徴がすなわち不正につながるとは限りません。また、職務との関連がない要素を採用基準として用いることは採用差別に直結します。
不正を防止するには入社後の教育が不可欠です。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員