前担当者のころから研修で適性検査を利用しているが、適性検査の結果を活用できているとは思えません。研修場面での効果的な活用方法について教えていただきたいです。
研修の目的や目標がわからないのでなんとも言えませんが、自分自身を見直さないと、何を高めていくかもわからないと思います。
二人三脚でコーチングしている人がいるならその人からフィードバックを受けて自身の特徴を客観的につかめますが、そういう人は稀でしょう。
適性検査の活用は自分自身の見直しを容易にできることです。自分を知ることで研修の効果が高まります。長所短所を把握し、業務でそれらをどう活かしていくか考えやすくなります。
受験に例えれば、模試を受けてその結果に応じて学習計画を立てる。
そんなイメージを持つとリアルな活用方法が見えてくると思います。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役