コラム

続・人事部長からの質問

2025/10/14Q.4227

アセスメントと生成AIの掛け合わせによって生まれる未来予想みたいなものがあれば教えてください。

既に始まっている「AIを活用した自動面接」がさらなる発展を遂げ、自動アセスメントセンターが行われるようになります。従来のアセスメントセンターは、事前に作りこまれた題材を使って、専門的な訓練を受けた複数のアセッサーが、ロールプレイ、イントレイ、ファクトファインディング、プレゼンテーションなどの模擬演習を評価していましたが、自動アセスメントセンターは、本人の経験と今後のキャリアを踏まえて、最適な演習がその場で作られます。現実的な模擬仕事環境が構築され、バーチャル空間に複数の人物が登場し、リアルな仕事を経験し、そこでの判断や言動が評価されます。今まで誰も受けたことがない、その受検者のための独自のアセスメントです。
アセスメント結果は、AIフィードバッカーとの対話によってフィードバックされます。AIフィードバッカーは受検者が今まで受けてきた教育、取得している資格、職務経験、職務評価、パーソナリティ、価値観、家庭環境、健康状態や今の気分などのあらゆる情報を考慮して、最適なフィードバックを行います。
さらに進んだAIを活用したアセスメントでは、アセスメントとして特別なことは行いません。日々の業務をAIが記録し、評価し、フィードバックが行われます。フィードバックは随時行われ、今行っている業務をその場でサポートし、業務の成功率を高めます。また、フィードバックだけでなく、実際に今行っている業務自体を主体的に代行し、業務を成功に導きます。

清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員

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