部下が仕事を抱え込んでいる。他のメンバーも余力がなく仕事を分散できない。適切な対応は?
対応は多岐にわたりますがその状況が外的要因による季節的なものであれば自ら手伝って解決するという方法があります。
自ら実行することで問題点を把握して解決の方針を出すなどの短期的な方法が見込めるからです。この場合、育成にはプラス面よりマイナス面の方が大きくなりがちです。
慢性的にチーム全体の仕事がパンクしている状況であれば、一人一人の業務を棚卸しして「やらなくて良い作業」を無くせばある程度解決します。作業のシステム化などが出来れば劇的に向上する可能性があります。この場合のやってはいけないことは安易な増員です。
マネジメントが機能していない中に増員しても無駄に仕事を増やして非効率化させる疫病神が増えるだけでメリットは一つもありません。
クリティカルな問題点が明確になるまで改善する事を進めてください。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役