リクルーター面談は通常の面接とどう違うのか。
企業の立場で申し上げると、面接の目的は主に人物評価、リクルーター面談の目的は主に意欲形成です。
応募者は面接を受ける際、この話し合いによって自分が評価されると考えます。リクルーター面談を受ける場合は、リクルーターから会社に関する情報を得たいと考えます。
面接は一方が評価をするために行うものであり、面談は双方が情報収集のために行うものと考えられます。 目的が異なりますので方法も変わります。
面接は、コンピテンシー、価値観、知識、スキル、経験、成長性などを客観的に評価します。基準を定め、評価ルールを明確化し、情報を収集するための質問をします。
面談は、応募者の入社動機の軸(ブランド、仕事、見返り、人間等)を見極め、意欲形成に効果的な情報提供や対話をします。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員