会社の採用人数・予算が決定するのは年が明けてからになる。それまでは具体的な活動がしづらく出遅れてしまう。何かいい案はないでしょうか?
応募者と社内に対してなにをするかですね。
対外的には採用計画の告知時期を明確にしてとりあえずのエントリーを募りましょう。ナビの予算がなければとりあえず自社のWebサイトで募集します。採用の情報を更新する度にメール等で案内すれば当面は十分です。
内定者の声や過去のコンテンツなどもメールの案内には利用できます。
予算や採用計画が確定したら案内をして応募者として扱います。再エントリーが必要であればそれも案内します。この集団は入社意欲が高い層と考えられるので個別に説明会を開催しても良いかと思います。
社内では予算を松竹梅の3パターン作り、松は大きめにして竹の2倍、竹を標準、梅は竹の85%くらいで作るのがコツです。
予算のポイントは詳しくない人間が見た場合に3つ並べられると中間を選びたがる日本人の気質を狙いつつ、万が一ケチな決裁者がいても85%で収まるという安全装置をつけておけば大丈夫。
それぞれの予算におけるメリットとデメリットを明確にして採用と広報の関係も明記して予算の確定を待ちましょう。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役