会社から近くて狭い部屋と、会社から遠くて広い部屋だったらどちらに価値があると思いますか?
私なら近くて狭い部屋を選びます。時間のロスが少ないですから。
質問者のライフスタイルや価値観によるところが大きいと思いますので、意思決定の方法を参考までにご紹介します。
まずは、部屋を選ぶにあたっての評価基準を作ってください。今回はそれぞれの良い点をあげればいいです。例えば近くて狭いの良い点としては、通勤時間が短い、習い事が出来る、会社の仲間を家に呼びやすい、朝ゆっくり起きられる、会社帰りにゆっくり飲める、終電を逃してもタクシー代が安い等。遠くて広いの良い点としては、インテリアに凝れる、荷物をたくさん持てる、友人がたくさんはいれる、オーディオ専用部屋が持てる等。評価基準ができたら全組み合わせの一対比較をしてください。重要と思う方に1点を加算していき、評価基準ごとの得点を算出し順位付けします。高得点を取った項目はあなたが重視する項目です。それらの項目に「近くて狭い部屋」と「遠くて広い部屋」のどちらの良い点が多く含まれているかを勘案し、良い方を選んでください。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員