3Dテレビは普及すると思いますか。
個人的には、年齢の関係もあるのか特殊なメガネで視る3D映像は頭が痛くなり苦手です。「アバター」を観る時も時々メガネを外してみてました。確かに部分的に迫力のある映像を楽しむことはできますが、通常版でも十分な気がしました。
昨年は映画でも3D映画が軒並みヒット、その影響もありテレビ、携帯電話と続々3D対応版が出てきています。ゲーム機でも3D版仕様が登場とのことです。
最近の情報機器の急速な3D化も映像表現のための進化というよりは、従来機器が低価格になりうまみがなく、付加価値を付けて新型機器を高価で販売したいという売り手側の思或が大きいのではないでしょうか。
ソフト面の充実が3Dテレビの普及に当然必要ですが、メガネなしの3Dが一般化し、3D対応テレビの価格に値ごろ感が出てくれば、一気に普及してくると思います。
現に、ブルーレイディスク録画機能とテレビの一体型が販売価格が下がってきて売れ筋ですから。誰でも触る家庭のテレビはあくまで家電ですから機能が増えても操作がシンプルな方が良いと思います。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長