多様性にあふれた様々な人材を採用していきたい。その際の基準作りに関して気をつけることがあれば教えてほしい。
会社としてどうしても必要な要件を決めることです。 その要件を持たない人は、自社の環境では成長できず会社に貢献できない要件です。プロ野球の入団テストでは、50m走と遠投でスクリーニングしています。一定水準以上の走力と投力がどうしても必要だからです。
この要件を満たす人が多いか少ないかで、多様性を確保できるかどうかが決まります。限られた人しか満たすことが出来ない要件を掲げれば、多様性の確保は難しいでしょう。
職務遂行上必要不可欠で、多くの人がクリアできる要件を基準とすれば多様性確保につながります。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。