客観面接をすると取調べのようになってしまい雰囲気が悪くなってしまう。雰囲気を悪くしないコツや工夫があれば教えてください。
イソップに出てくる北風と太陽と同じです。聞き出そうとすれば、相手は本音を隠します。だから話して貰います。面接(インタビュー)とはそういうものです。
相手から気持ちよく話を聞き出すための面接であって客観面接であってもそれは変わりません。
客観面接と言っても事実や行動の裏付けを確認するだけのことで、相手のことを根掘り葉掘り聞くことではありません。
まずは相手に十分なPRをして貰えるように緊張を解いて、話しをしてもらう環境をつくります。相手の話題に対応出来るように十分な知識を備えておいて、どんな話題が来ても盛り上げます。その弾んだ会話から評価を開始してください。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役