部下のマネジメントで心がけていることを教えてください。
可能な限り、手を出さず口を挟まないことです。
マネジメントを放棄するのではありません。全体のマネジメントもおこない極力現場レベルの仕事に手出しをしないことです。
組織としての成果は出さなくてはなりませんので失敗後のフォローまで視野にいれながら見守り指揮します。野球やサッカーの監督に近いと思います。
マネジメントにおいて口を挟むのは簡単、手を出すのはもっと簡単なことです。
しかし、それをやってしまうと次のマネージャーは育たなくなり、現場の人も信頼されていないと思うでしょう。それに組織全体が消極的になり考えることを放棄するかもしれません。また、人は失敗からしか覚えられないことが多くあります。わざと失敗させるには自由にやらせる方が効率は良いのです。
進捗や目標管理などのマネジメントをおこないながら自由に活動してもらう。
他にもいくつかありますが、これが自分のマネジメントの方針(特徴)です。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役