OPQの『問題解決力』にあたる部分を面接で評価したいと考えています。どのような面接や選考を行うと効果的でしょうか。
問題解決力の高い人は複雑な物事をシンプルにとらえることが出来ます。逆のタイプの人は、常に複雑な迷路に迷い込んでしまったかのように物事をとらえます。
この感覚をうまく利用した面接をやってみてください。
やり方としては、難しい話をシンプルに話してもらいます。例えば、「あなたのゼミの担当教官が行っている研究について、専門用語を知らない中学生に説明するつもりでプレゼンテーションしてください。今から2分間あげます。はい、どうぞ。」
評価は、わかりやすさです。抽象化能力の高い人ほど、複雑な問題を一筆書きで表現できます。必要十分でわかりやすい説明が出来る人であれば、問題解決は○です。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員