「とがった人材」とはどういったことを指すのでしょうか。
『社長より「とがった人材」を採用しろとの指示があったが、いまいち何を基準として採用をすれば良いのか解らない。自主性や積極性と関係があるように思いますが、「とがった人材」とはどういったことを指すのでしょうか。人事アセスメントの専門家である貴社のご意見をいただけますでしょうか。』とお書きです。
個人的には「とがったタイプ」の代表が先日亡くなったスティーブ・ジョブズ氏のような気がします。既成の概念や組織にこだわらず、自分の信念と進むべき路を持ち他人から何を言われても我が道を行く人です。 経営トップは、金太郎飴タイプではなく「とがった人材」を採れとよく言うそうですが、実際こういうタイプの部下が入ってきたら扱い辛いでしょうね。「社長もうあなたの時代は終わりました。早く引退して下さい。後はお任せを。」といって自分が社長になるのはこういうタイプですから。
パーソナリティとしては、独自性の強いタイプです。新卒採用では、話していても扱い辛さが伝わってくるため面接で落とされる傾向があります。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長