社員のOPQデータがあるので、活躍している人や早期退職者の分析を行おうと考えていますが、それ以外に行った珍しい分析はありますか?
活躍している人の分析をしっかりやってください。成果につながる発見をすることが分析の目的です。分析のために分析するのではないことを肝に銘じてください。
会社には様々な職務、組織、環境がありますし、同一環境においても様々な人が活躍しています。現実の採用や人事管理に役立つ結果を出せるよう様々な角度の分析を試みてください。
過去に私が携わった分析の中で比較的ユニークなものとして、製薬メーカーのMRと顧客である医師の相性分析と相性の良さが成果にどのような影響を与えているかという分析をしたことがあります。結果を申し上げることが出来なくて残念ですが、短期の成果につながる発見ができた良い事例となりました。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員