真面目にやっているのに何年も成果が出ない。やっぱり異動を考えるべきですか?
ご本人が真面目にやっていると思っても、やり方や内容が間違っていれば成果は出ません。真面目かどうかではなく、仕事の事前の計画の立て方や進め方をチェックして下さい。
スポーツでは真面目に練習すれば誰でも一流選手になれる、プロ選手になれるというものではありません。才能、天分が必要です。ただ、仕事の場合はハイパフォーマーと同じ行動を実践すれば期待した成果に近いところまでは到達できるはずです。達成できないのはできない理由を最初から持ちだすタイプか他からの助言に耳を貸さない独善タイプです。異動を考える前に、まわりから評価してもらって自分のやり方を棚卸してみて下さい。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長