好奇心について、短時間で評価できる良い方法はないでしょうか?当社ではジョブローテーション制度により3年程度で異動し様々な業務を経験するため、採用時の基準として「どんな仕事でも興味・関心を持って取り組める」ことを掲げています。
興味・関心を測定するツールはあります。必要であれば貴社向きに作ることも出来ます。また新しいことに取り組む、挑戦するエネルギーを測るという方法もあるでしょう。
しかし、社会に出て新しい仕事や組織に適応するためには好奇心や興味・関心などというものよりその会社やその仕事で食っていくという「覚悟」のようなものの方が強いと思います。
こういった部分は入社後の育成が重要なのですが、とりあえず採用においては説明会の十分な説明と先輩社員の実例を挙げて理解度を上げて面接時に必ず確認するのが良いかと思います。
内定の欲しい応募者が嘘を言っておしまいと反論されそうですが、数回の面接で何度も同じ事を聞かれれば嘘なら誰でも即答できず躊躇するものです。陳腐な手法ですが効果はそれなりにあります。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役