コラム

続・人事部長からの質問

2012/04/25Q.944

親会社から出向してきた管理職と生え抜き(プロパー)社員との関係が良くないです。話を聞いてみると、出向の管理職の勤務態度に不満が募っている状況です。この関係を改善する方法はありますでしょうか。
また他の企業様で上手くいっている事例をご存知でしたら、教えていただけたら幸いです。

出向の管理職の勤務態度が改善されない限り不満は無くなりません。普通の会社でも管理職がやる気のない勤務態度であれば部下はついてきません。まして出向期間が終わって入れ替わりで来た人も同じであればどうしようもありません。親会社では活躍していたのに出向人事に腐って勤務態度が悪くなる人も中にはいるかもしれませんがプロパー社員にはそんなことは関係ありません。出向制度そのもの、出向させる人材の選抜基準を見直さない限り無理です。思い切って出向人事制度を止めてはいかがでしょうか。

他社の具体的成功事例は知りませんが、上手くいくのは出向した管理職(場合によっては派遣された経営トップ)が出向先で骨を埋めるつもりで不退転の決意で頑張った場合だと思います。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

質問をする

おすすめのタグから探す

メールマガジン登録

日本エス・エイチ・エルのメールマガジンではタレントマネジメント・人材採用に関する様々な情報を発信しております。

メールマガジンに登録する

組織人事や採用の問題解決は
日本エス・エイチ・エルに
ご相談ください

サービスをもっと知りたい方

資料ダウンロード

サービスの導入を検討している方

お問い合わせ