2012/06/12Q.975
初期段階では志望度の低い学生が多いため、選考が進む中で志望度を高めてもらいたいと考えています。どのような方法が有効か教えてください。
- 面接などの選考を通して意欲形成する。どうしても入りたい、あの会社に行きたいと思わせる面接は現実に存在します。母集団が多ければ面接後の辞退率などである程度の判別が可能です。
- 社員(含む経営者)との接点。そこで働いている人が輝いていると、自分もそうなりたい、そこに入って一緒に輝きたいというイメージを作り出すことが出来ます。その会社で働くことは、他の会社では得られないものがあるという空気が必要となります。
- 魅力的な未来の同僚や競争相手。
これが一番条件を整えるのが難しいと思います。母集団の質を上げて「こんなに優秀な人達が新入社員として入ってくる会社ならきっと良い会社だ」と思わせることです。現実的には優秀すぎればその人は落ちるでしょうし、その反対なら魅力が無くなります。これが母集団をある程度揃える意味なのです。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役