アセスメント

万華鏡30

パーソナリティ測定によりポテンシャルを予測する適性検査「OPQ」をもとに、受検者に向けた詳細なフィードバック・リポートを作成します。

測定項目 パーソナリティ
所要時間合計 20分
ノルム 成人一般、マネジャー、シニアマネジャー
実施形態 Web

万華鏡30とは

受検者に対し、パーソナリティの測定結果についての詳細なコメントに加え、
「マネジメント・コンピテンシー」「感情知能」「チームタイプ」についてのフィードバック・リポートが作成される適性検査です。

世界最高水準の技術を用いた
アセスメントツール

長年世界で使われているパーソナリティ検査「OPQ」で多彩な項目を予測します。詳細はこちら

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フィードバックに適した詳細リポート

パーソナリティ傾向から多彩なコンピテンシーを予測して詳細にリポートが作成されます。受検者へのフィードバックに適しています。

全国の「マネジャー層」との比較も可能

万華鏡30が測定する多彩なコンピテンシーは新入社員からエグゼクティブ層まで幅広くポテンシャルを測定できます。その上で、得点の算出基準を「マネジャー」や「シニアマネジャー」に設定し、その階層における相対的な受検者の「強み」や「弱み」が可視化できます。

※受検前にノルム選択が必要です。

オプションリポートとしての利用が可能

万華鏡30は、受検システムとしてのご利用のほか、オプションリポートとしてのご利用が可能です。すでにOPQの受検がある場合、再度受検をせず万華鏡30のリポートが出力できます。

リポートについて

パーソナリティ・プロファイル

受検者の基本的な行動傾向(パーソナリティ)を30項目で測定します。
特徴を文章化したナラティブ・リポートも出力されます。

マネジメントコンピテンシー

職務を遂行する上で求められるコンピテンシーのポテンシャルを予測します。
潜在的な強み・弱みがわかります。

感情知能

感情知能(EQ)をパーソナリティの傾向から予測します。自他の感情の取り扱い方の傾向がわかります。

チームタイプ

8つのチームタイプの中で、チームで仕事をするときに受検者が果たす可能性が高い役割を、パーソナリティから予測します。

利用料金

受検料/オプションリポート出力料

4,000円/名

※万華鏡30を新たに受検しリポートを出力する場合と、過去に受検したOPQ結果を使用して万華鏡30リポートをオプション出力する場合で、料金は変わりません。
※上記費用に消費税は含まれておりません。

お問い合わせ

ご不明な点がございましたら、担当コンサルタントまたは「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡ください。

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早期戦力化を促すオンボーディングハンドブック

テレワークなどの新しい働き方の普及に伴い、新入社員のオンボーディング(新入社員が組織になじみ、戦力化するためのサポート)に課題を抱える企業が増えています。本資料では、適性検査を活用し、新入社員の強みやつまづきやすいポイントを押さえ、効果的な配属やサポートを行う方法をご紹介します(全16ページ)。

こんな方におすすめ

新入社員の配属先決定や、相性の良い教育係のアサイン、配属先部署への申し送りのための情報がほしい。
新入社員個人の特徴をふまえた、強みや弱み、つまづきやすいポイント、有効な対応や指導の仕方を知りたい。
その他、適性検査を使った新入社員のオンボーディングに有効な施策を知りたい。

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パーソナリティ検査のフィードバック実施の手引きハンドブック

1on1ミーティングなどを中心として、「個」にフォーカスした能力開発の取組が注目されています。個人の特性に着目したフィードバックや能力開発を行うために、パーソナリティ検査をぜひご利用ください。 本資料では、パーソナリティ検査のフィードバックの目的、注意点、実際の会話例、よくあるご質問などをご紹介します。ぜひご活用ください(全16ページ)。

こんな方におすすめ

効果的な1on1ミーティングを実施したい。
アセスメントを人材育成に活用したい。
アセスメント結果をフィードバックするコツを知りたい。

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「万華鏡30」を用いた1on1ミーティングのご提案

米国シリコンバレーの先進IT企業群で生まれ、近年日本でも注目を集めている1on1ミーティング。働き方や個人と企業の関係性が変化しつつある今、単なる進捗確認のためではなく、個人の長期的なキャリア展望や抱えている問題、能力開発や業務改善提案などについて話し合う「部下のためのミーティング」がより求められていると言えます。 本資料では、1on1ミーティングを行う意義、進め方、アセスメントを1on1ミーティングに活用するメリットについてご紹介します(全7ページ)。

こんな方におすすめ

効果的な1on1ミーティングを実施したい。
アセスメントを1on1ミーティングに活用したい。
1on1ミーティングの実践的な進め方を知りたい。

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意欲検査WebMQを用いた
モチベーションマネジメントのご提案

職務適性を予測するためにパーソナリティや知的能力を用いることは一般的になりました。しかし、成果を最大化するにはモチベーションの存在も無視できません。SHLグループではモチベーションリソース(個人を動機づける要因)の個人差を測定する意欲検査MQ(Motivation Questionnaire)を提供しており、モチベーション管理に活用することを提唱しています。詳細は、ダウンロード資料をご確認ください(全8ページ)。

こんな方におすすめ

コンピテンシーのポテンシャルだけでなく、環境とモチベーションの相性も加味したうえで、人材の適正配置を行いたい。
部下のモチベーション管理の一環で、どのようなことに動機づけられるのか、どのようなことでやる気をなくすのかを把握したい。
採用活動における学生への訴求や、新入社員のオンボーディングのために、モチベーションを上げるポイントについて把握したい。

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アセスメントツール「万華鏡30」のご案内

当社のタレントマネジメント関連商品として、多くのクライアントに幅広くご利用いただいているパーソナリティ検査「万華鏡30」の概要資料です。20分間のWeb受検で、パーソナリティ傾向から様々なコンピテンシーを予測します。日本人成人を一般母集団とした受検者のポテンシャル偏差値の他、マネジャー/シニアマネジャーを比較母集団とした結果出力も可能です。タレントマネジメントシステムに格納する人材データ、異動・登用の参考資料、人事面談や1on1ミーティングの資料等、幅広くご利用いただけます。

こんな方におすすめ

万華鏡30の測定内容、ご利用シーン
新機能「マネジャー/シニアマネジャーノルム」採点について
万華鏡30のご利用形態、価格

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能力開発サービスのご案内

タレントアセスメントにより、受検者の能力開発に適した職務と環境、受検者の強みと弱み、好む学び方などの情報が得られて、社員一人ひとりに最適な能力開発の機会を提供できます。
アセスメント結果の(本人と指導者への)フィードバックを通じて能力開発課題と目標を明確にして、行動計画を作り、本人に前向きな行動変容を促します。
サービスの詳細はダウンロード資料をご覧ください(全11ページ)。

こんな方におすすめ

人事アセスメントをキャリア開発やリスキリングに活用したい
キャリア自律施策を検討している
個人に最適化した能力開発の機会を提供したい

ダウンロードはこちら

本ウェビナーでは、多様化する若手社員の「個」に合った育成を行うために、パーソナリティ検査結果を上手に活用する方法について情報提供いたします。

※2024年2月にSHLタレントマネジメントウェビナー「定着を促す「個」にフォーカスした若手社員育成とは」が開催されました。期間限定のアーカイブ配信でご視聴いただけます。

こんな方におすすめ

若手社員と上司や先輩社員とのコミュニケーションがうまくいっていない
新入社員が定着しない
アセスメントを活用した若手育成施策を知りたい

講師

森山 蓮

日本エス・エイチ・エル
HRコンサルティング4課 課長

オンデマンド配信概要

時間

約60分

視聴期限

2025年10月30日(木)まで

配信方法

Zoomによる録画配信

受講料

無料

受講対象

企業および組織の人事に携わる方

※同業者、学校関係者、個人の方のご参加はご遠慮ください。

お問い合わせ

日本エス・エイチ・エル株式会社 イベント事務局
TEL:03-5909-7207
Eメール:event@shl.co.jp

視聴お申し込みはこちら

本ウェビナーでは、学会発表も行った能力開発に関する最新研究を分かりやすく解説するとともに、効果的な能力開発や1on1ミーティングのヒントをお伝えします。

こんな方におすすめ

効果的な部下の育成方法を知りたい
能力開発のヒントがほしい
人事に関する最新の研究事例を知りたい

講師

清野 剛史

日本エス・エイチ・エル
アセッサーグループ 課長

オンデマンド配信概要

時間

約25分

視聴期限

2025年10月30日(木)まで

配信方法

Zoomによる録画配信

受講料

無料

受講対象

企業および組織の人事に携わる方

※同業者、学校関係者、個人の方のご参加はご遠慮ください。

お問い合わせ

日本エス・エイチ・エル株式会社 イベント事務局
TEL:03-5909-7207
Eメール:event@shl.co.jp

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「やってみなはれ」精神で日本の園芸業界での新たなビジネスモデル展開などを成功させたサントリーフラワーズ。創業以来、持続的に新たな商品やビジネスを創り出してきました。今後のさらなる成長のため、継続的に次世代を担う人材が集う会社とすべく、社員のキャリア開発を強化しました。社員のキャリア自律を支援する取り組みについてご紹介します。

※本取材は2023年1月に行いました。インタビュー内容は取材時のものです。

サントリーフラワーズ株式会社

事業内容

花苗・花鉢、野菜苗・野菜青果、および切花の開発・生産・販売

業種

水産・農林業

従業員数

60人(2022年)

インタビューを受けていただいた方

竹舛 啓介 様

サントリーフラワーズ株式会社
経営企画部 部長

インタビューの要約

少数精鋭の組織ながら、フルバリューチェーンで幅広い事業を展開している。そのため多様なキャリアパスがあるものの、社員一人ひとりに自らキャリアを描く機会が不足しており、組織として効果的な支援ができていなかった。また、採用時の求める人材像も総花的で自社に相応しい個性に欠けていた。
マネージャーによるキャリアビジョン面談を実施。それに先立ち、社員一人ひとりの自己理解促進のためにアセスメント(万華鏡30)をほぼ全社員に実施。アセスメント活用のための研修や全マネージャー参加のキャリアビジョン実現支援会議を開催。
社員のアセスメント結果の分析から、求める人材像を定義。求める人材を高い精度で採用するために、面接評価シートを作成し、面接者トレーニングも実施予定。
マネージャーにキャリアビジョンの重要性が浸透し始めた。今後は社員がキャリアについて本来あるべきオーナーシップ・自己裁量感を持つことができるよう、引き続き取り組んでいく。

多様なキャリアパスがある会社。 課題は、次のビジネスを生み出す人材育成と求める人材の科学的採用。

サントリーフラワーズは従業員約60名で、国内園芸事業(花苗・野菜苗)・切花事業(含む海外)・青果事業・海外ライセンス事業と幅広い事業を展開しています。かつ、新品種開発・品質保証・生産SCM・マーケティング・営業とフルバリューチェーンで事業を行っていますので、社員には多様なキャリアパスがあります。

各事業部のマネージャーは創業期からビジネスに関わってきた人材が中心となっており、今も新事業やビジネススキームを生み出し続けています。しかし、次のリーダーを育てる仕組みは整備されていない。非連続の視点、新しいチャレンジをする発想を求められる場面は限定的です。では何から着手するか。私は、キャリアを考える中で自分が何をしたいか、どうありたいかということを考えていくことが、仕事のやりがいを高めるとともに、非連続な発想のチャンスになると思いました。例えば、「私は人事の仕事が楽しいからもっと深めたい」では今の延長線上ですが、もっと根本的な「自分は植物の良さによって人生を満たされている。そうした価値を世の中の人にもっともっと届けたい」といった自身の価値観とキャリアが結び付けば、事業の新しい成長・変革の力になると考えました。また、「自分が何より嬉しい瞬間は、身近な人が笑顔になったとき。」といった自身のやりがいを見出し、それを実現できる仕事に携われば、当然仕事が面白くなり、一人ひとりの成果もより大きくなると考えました。

多様なキャリアパスがある会社。 課題は、次のビジネスを生み出す人材育成と求める人材の科学的採用。

同時に、より現実的な課題もありました。採用において求める人物像が明確ではありませんでした。面接者をお願いしたマネージャーに「どんな人を採用したいのか」と聞かれても、例えば、「自主性が高い人、協調性が高い人」など、どこの会社にも当てはまる内容を答えている状態でした。会社のどこにどのような人がいるのか、どんな人が活躍しているのかを科学的に把握して、そうした人材を採用できる仕組みを作りたいと考えました。

アセスメントによる自己理解の支援とマネージャーによる面談。 全マネージャー参加のキャリアビジョン実現支援会議も実施。

各事業部を率いるマネージャーはビジネス推進力が極めて高く、人や組織にも関心がある。しかし、実務に追われ部下育成に時間を割きづらい状態。それは認識したうえで、今回の取り組みを推進するためにはマネージャーが担い手になることが不可欠なことから、意義や狙いの説明をしっかりと行うことを強く意識しました。そのうえで、マネージャーによるキャリアビジョン面談を実行しました。

社員はこれまでキャリアという言葉について説明をうけたり、考えたりする機会がほとんどなかったため、急にキャリアビジョンと考えようと言われても困ってしまうことは言うまでもありません。そこで、まずは万華鏡30を通して自分の価値観や仕事の癖、特徴を知ってもらうことにしました。受検は任意でしたがほとんど全員が受検し、受検後に開催した日本エス・エイチ・エルによるアセスメント結果活用の説明会には、経営陣も含め多くの方が参加しました。

また、2022年12月には全マネージャーが参加する「キャリアビジョン実現支援会議」を立ち上げました。部署に関わらず35歳以下の社員全員について、1人当たり30分ずつ、どんな強みや課題、ビジョンを持っているか、これから何を経験してもらい、どう育成すべきかを話し合います。例えば、「成長がS字カーブに来ているので部署横断プロジェクトのリーダーを任せてみよう」、「環境をかえて新しいチャレンジをしたら良いのではないか」など。サントリー在籍時に立ち上げた同様の会議を参考に企画を立案しました。個々人を深く理解するだけでなく、他部署を含めたメンバーを普段からしっかり見ており、良い育成やマネジメントをしているマネージャーから刺激を受けられることがこの会議の良い点です。

データ数が少ないアセスメント結果を分析し、求める人物像を定義する。

アセスメントの受検を案内する際に、結果を採用基準作成の参考情報と使うと伝えました。結果データの分析方法は日本エス・エイチ・エルに相談しました。約60名の会社なので部署ごとの統計的な検定が難しい状態でしたが、最終的にクラスター分析を行いました。分析結果から求める人物像として2つのタイプを定義し、そうしたコンピテンシー特性を見極める為の面接評価シートを作成しました。23年2月には、面接者トレーニングも実施を予定しています。実際の採用での活用はこれからですが、私たちの会社で自身の個性を活かし、よりやりがいをもって働ける方と出会える確度が高くなることを期待しています。

キャリアビジョン実現支援会議後にマネージャーに行ったアンケートを見ると、キャリアビジョンの重要性が理解できたという回答が多く、ようやくスタートラインに立てたと感じています。「もっと対象を広げて実施しよう」という声も出ていて、この会議は今後も発展していきそうです。また、キャリアビジョンや職務経歴といった人材プロフィールを整理し、並行して今後はあるポストにはどういう人材が必要なのかも組織全体の共通認識としてまとめていきたいですね。そして、この会議で話し合った内容をもとに人員配置などが行われることによって、マネージャー自身も人・組織の取り組みに対する自己裁量感を高め、人の育成にますます積極的に取り組むようになることを期待しています。

マネージャー以外の社員からはキャリアビジョン面談中に万華鏡の結果を互いに共有して相互理解が深まったという声を聞きました。今はまだマネージャーに結果を開示するかどうかは本人に委ねていますが、今後は自然と共有されるような、より心理的安全性の高い組織にしていきたいと思っています。少しずつ階段を上っている状態ですが、社員がキャリアについて自己裁量感を持ち、新たな挑戦ができるように、引き続き取り組んでいきたいです。

日本エス・エイチ・エルは、一人ひとりの特徴をとらえ、解像度を上げることにこだわっている会社だと思います。自分自身も一人ひとりの個性を大切にすることを人生の柱にしているので、信頼できます。その上で科学的なアプローチをとるので、再現性や納得性が高いです。また、仕事をきちんと進めていく風土があるので、今後も一緒に仕事をしていきたいですね。加えて、日々新しいことを教えてくれます。2カ月後に同じ課題を相談したら、新たな提案をしてくれるのではないでしょうか。

担当コンサルタント

日本エス・エイチ・エル株式会社 HRコンサルタント

畔取 祐介

本件はご相談から2か月間で社員受検が始まりました。竹舛様の意思決定の速さと実行力に、社員と会社に対する強い思いを感じました。アセスメント(万華鏡30)をフィードバックによる各人の自己理解促進とデータ分析による社員傾向の客観的把握にご活用いただきました。限られたサンプル数で実施した分析でしたが、結果をうまくご活用いただけた手応えがありました。今後もサントリーフラワーズのタレントマネジメントの改善のお力になれれば幸いです。