コラム

続・人事部長からの質問

2026/01/21Q.4290

採用競争が激化する中で、自社の魅力を候補者に伝えるためのポイントを教えてください。

会社の存在意義や将来性を踏まえて、トレンドを押さえた、比較されやすい部分の差別化と応募者の志向に合わせたPRが重要。“AIがはじき出しそうな模範解答”を書いてみましたが、正直なところそれ自体は本質ではありません。検索エンジンでも生成AIでもいくらでも拾えます。
本当に大事なのは、「来てほしい人にはどんな言葉が刺さるのか」。ただそれだけです。

たとえばガッツ溢れる体力自慢の営業担当が欲しいのに、社内でのスマートなプレゼン風景や研究所で白衣を着た技術者、最新技術の紹介を並べてもほぼ無意味です。それよりも社内野球サークルで泥まみれのヘッドスライディングをしている画像や、前年の新入社員が肩を組んでいる集合写真の方がずっと心に響きます。
英語力の高い人材が欲しいのなら、海外拠点での活動、外国人スタッフに向けた英語プレゼンの様子といった「国際色豊かなシーン」を中心に据えるべきです。

欲しい人材像に合わせて情報を“絞る”ことが採用広報の核心です。採用担当もターゲットに近い人・共感しやすい人を揃えれば、さらに魅力が強まります。

まずは「求める人物像」を鮮明に描くこと。
“どの情報をどんな形で伝えるか”を丁寧に落とし込んでいけば、強みを含めて採用広報の戦略は自ずと決まります。

三條 正樹

このコラムの担当者

三條 正樹

取締役

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