人事テスト事業者自主規準

平成 8 年 8 月
日本人事テスト事業者懇談会

(前文)

人事テストを開発し、頒布・採点等のサービスを行う我々人事テスト事業者は、人事テストが今日の産業社会と働く個人の職業生活に対して重要な役割を果たしつつある状況に鑑み、その事業の社会的責任を自覚するとともに、相互に協力、研鑽して事業の質を高めるべくここに自主規準を制定する。

    (基本的条項)

  • 【第1条】 人権の尊重

    人事テストの開発、頒布・サービスに至る事業の全ての過程において、受検者の立場や心情に対して十分に配慮するとともに、その人権を尊重する。

  • 【第2条】 公平性の追求

    受検者に対して公平であることを期し、事業の全ての過程を細心の注意をもって遂行する。

  • 【第3条】 有用性の追求

    適正かつ健全なる経営人事の判断を支援すると同時に、受検者の個性の発現を促進するため、有用な人事テストを開発し、その適切な利用をはかるよう努める。

  • 【第4条】 科学性の追求

    人事テストの開発から実施および採点、利用に至る全ての過程を科学的な方法と手続きにのっとり、良心的に進める。

  • 【第5条】 独創性の尊重

    国内外で開発された人事テストの独創性を相互に尊重し、その知的所有権を侵害しない。

    (開発に関する条項)

  • 【第6条】 科学的な方法と手続きへの準拠

    テスト開発における理論構成、開発過程、尺度構成および測定結果の表示は、科学的な方法と手続きに準拠する。

  • 【第7条】 人事テストの諸特性に関する必要な水準の確保

    人事テストの開発にあたっては、テストのもつ測定上の諸特性に関し、必要な水準を確保することに努める。

  • 【第8条】 判定指標の検証

    判定指標の提供が、受検者やユーザーのみならず社会全体に対して大きな影響を及ぼすことを認識し、その開発にあたっては十分な検証を行うとともに開発後も絶えず改善に努める。

  • 【第9条】 テスト内容・結果の適切な表示

    人事テストの尺度名、尺度内容、得点の意味を適切に表示し、誤解なく正しく理解されるよう努める。

    (開発に関する条項)

  • 【第10条】 適切な選択と利用の支援

    ユーザーが人事テストを適切に選択し、また効果的に利用できるよう、テストの内容、測定上の諸特性、効用と限界、利用の方法、社会的影響に関する情報提供を行う。

  • 【第11条】 頒布・実施・採点過程の厳正な管理

    人事テストの公平性を保つため、問題漏洩のない管理、適正な実施方法の徹底および厳正にして正確な採点・報告を行う。

  • 【第12条】 ユーザーの機密保全とデータの開示

    ユーザーに報告したテスト結果や集計情報はもとより、ユーザーに関する全ての情報を厳格に管理し、ユーザーの機密を保全する。なお、データの開示が必要な時は、ユーザーの不利益にならないよう最大限の注意を払う。

    (受検者への配慮に関する条項)

  • 【第13条】 開発における受検者への配慮

    人事テストの開発にあたっては、設問内容、実施の標準手続き、結果報告書の表現等において、受検者の人権が侵害されないよう留意する。

  • 【第14条】 利用における受検者への配慮

    人事テストの利用において、受検者の人権が侵害されないよう、また受検者の個性が最大限に生かされるよう、ユーザーに働きかける。

  • 【第15条】 情報管理における受検者への配慮

    採点結果のみならず、受検者に関する情報の管理を厳格に行い、受検者のプライバシーが侵害されないよう万全の注意を払う。

以上

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