入社前に本人が希望した部署に配属しても、早期退職する人や、高いパフォーマンスが出せない人がいます。
選考が未熟という問題もあるとは思いますが、すぐには改善できません。いっそ希望を聞くのをやめるべきでしょうか。
配属ガチャが話題になるくらいですから、希望を聞くことは継続した方が良いです。希望を聞いたうえで、本人の希望と能力・適性がマッチした配属が理想です。もちろん、花形で希望が多い部署もあれば、希望する人が少ない、地味ながら重要な部署もあるでしょう。聞き方と希望先情報の活用方法を考えましょう。
早期退職や低パフォーマンスの人がいるということは、「本人のやりたいこと=向いている・適性があるということではない」ということです。仕事についての情報が少ない、または浅い段階での希望は、イメージにすぎません。入社直後は喜んでも、現実とイメージとのギャップを感じると、一気にモチベーションが下がります。当然パフォーマンスも上がりません。
希望を聞きながらも、本人の適性・能力を示し、希望部署でどこまで頑張れるかを聞いておく。もし別の部署に配属になった場合はどうするか。そして配属後にも、適性を見ながら再度の配置転換の可能性があることなどを説明したうえで、配属先を伝えるといった対応が望まれます。
これでも納得できないという人は、どこに配属しても早期退職の可能性が高いです。
希望部署ではなく、絶対行きたくない部署を聞いておくという手もありますが、実はそこが一番合いそうということもありますね。
このコラムの担当者
奈良 学
代表取締役社長