新卒採用で内定承諾率を上げるには、学生との深いコミュニケーションが大事だと理解をしています。面談以外にやるべきことはないのでしょうか。
確かに、しっかりと学生とコミュニケーションを取ることは内定承諾率向上につながります。しかし、ただ面談回数を増やせば良いということではありません。
貴社が内定辞退される場合、どのような要因が考えられますか?大手や競合、地元企業に流れるといった他社要因ではなく、仕事の内容に不安がある、どうも社風が合わないといった自社側の要因はありますか?この場合であれば、学生側に迷いと不安があるということですから、次のような対応が考えられます。
まず「貴社で働く自分の姿が想像できない、未来が具体的に見えない」という不安を解消するために、できるだけリアルな社員の姿を伝えましょう。「当社にはこんなに良いところがあります」ではなく、リアルな話です。若手社員、先輩社員の仕事の日常を伝える動画や交流の場が有効です。
また内定者同士のつながりもポイントです。今は内定者という「仲間」のつながりを大切にする傾向にあります。
加えるならオヤカク、保護者へのアプローチにも心を配って下さい。保護者向けの会社紹介やトップからのメッセージ、福利厚生制度等の、貴社の安心感が保護者に伝わる資料などです。
結論として、何度も面談を行い説得するのではなく、面談の質を上げていくことが必要です。学生の価値観を確認し、不安がどのようなものか、どこからくるものなのかを言語化し、理解・納得させたうえで、最終的に学生・保護者の判断軸を整理するお手伝いをすることです。信頼度・安心度が高まれば、内定承諾率も上がっていくはずです。
このコラムの担当者
奈良 学
代表取締役社長