東京は中古マンションの平均すら1億円を超えるほど値上がりしていて買うこともできませんし、賃貸の家賃も上昇中です。
オフィスが山手線の内側にあることより、某IT企業のようにちょっと離れている所の方が学生には受けが良いような気もしますがどうなのでしょうか?
本当に土地・住宅が高くなりました。東京の中古マンションが平均で1億円を超えるというニュースを聞くと、個人では都内の住宅は買えないなと感じる人がほとんどでしょう。賃貸物件・オフィスコストも同様に値上がりしています。コスト増に耐えきれず、オフィスを都心から郊外に移転する会社も多いと聞きます。確かにIT企業なども多いかもしれません。
ただ、採用場面で学生受けが良いかどうかは評価の分かれるところです。かなり前は「山手線の内側のような一等地にオフィスがある会社は一流企業」という見方もありましたが、最近の学生は価値観が変わってきています。
通勤地獄で毎日ストレスを感じるような会社よりは、郊外にあり、かつテレワークのできる会社の方が良いと考える学生が増えています。広くて、無料で使えるカフェスペースや休憩スペースが取れるようなオフィス場所、緑が豊かで開放感のあるスペースが良いという意見も多いです。自分が住む場所の家賃相場も関係します。
逆に自分のリアルな生活を考えると住居が郊外になるので、オフィスぐらいは都心のカッコいい場所で、近くに繁華街・ショッピング街がある方を好む人もいます。
こうしてみると、今後は都市の真ん中という「都心ブランド」ではなく、働き方そのものの充実度、住宅手当やカフェテリアといった福利厚生面などの情報を伝えることの方が、「オフィス立地」より重要になってくると思います。
このコラムの担当者
奈良 学
代表取締役社長