上場廃止されてから貴社の新卒母集団に影響はありましたか?
結論として、上場廃止が特に大きく母集団に影響したとは感じていません。上場企業としての採用面での強みは、「安定性」「将来性」を伝えやすいという点です。一般的に、学生は上場していることそのものを見ているというよりは「上場=安心」として捉えています。また当社規模ぐらいでのスタンダード市場上場企業については、あまり気にしない学生も多い気がしました。上場廃止後も「グローバルにアセスメントを展開するSHLグループの中での当社の位置づけが明確になったこと」「今後先進的な技術や知見を背景に新たなサービスの導入可能性が高まったこと」を丁寧に学生に伝えていくことで、「安心感・将来性」を伝えることができているからではないでしょうか。
また上場廃止に至った経緯も業績不振や競合大手への吸収合併というようなことではなく、これまで連携してきたSHLグループとの関係性がより強くなるという形だったこともあると思います。もちろん役員・社員が辞めずにこれまで以上に今後の成長に向けて頑張っていることも、学生側には安心感やプラスの印象を与えていると思います。
上場しているかどうかではなく、当社の強みである技術力、市場でのシェア、働き方の安定性といった本質的な価値を伝えていきたいと考えています。
このコラムの担当者
奈良 学
代表取締役社長