ある役員面接官の合格率が非常に悪いです。
何が理由で不合格になったのか、明確な理由を教えてもらえず、採用チームは釈然としません。こういう状況を打破するためには、どうすればよいのでしょうか。
お気持ちお察しいたします。限られた応募者を丁寧に意欲形成し、なんとか入社してもらおうとする採用担当者の努力が無になってしまうような、そんな気持ちでいらっしゃるのだと思います。
少し冷静になってください。役員面接は最終面接として行われることが多い面接です。事前の選考で職務適性、組織適性の評価をクリアした人に対して、最後の意思決定を行うための対話の場です。面接官として任命された役員には、自身の判断で合否判定する権限が与えられています。数億円の投資判断を行う重要な意思決定を任せるに値する人材がその任にあたっているのです。
私は、役員面接官が採用チームに不合格の理由を説明しなければならないとは思いません。役員は採用の失敗の責任を負う立場だからです。
それでも、その役員の合否判断を受け入れられないということでしたら、あなた自身の進退をかけて、社長にその役員を面接官から外すよう進言してください。
このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員