アジアで活躍できる人材を採用したい。どのような採用基準を定義すればよいか?
「アジア」だからといった地域で人材採用基準を定義し直す必要は本来ありません。
日本国内市場から中国、韓国、インドを含めたアジア全域に出て行った場合も、コアになる基準は同じです。重要なのは国内と同様に職務上必要とされるコンピテンシーの定義付けです。国内で活躍できない人材がほかの国なら活躍できるというものではありません。もちろん、海外拠点勤務ということになれば、異文化圏の中での勤務になりますし、多数の国籍の社員との交流も必要になります。こうした様々な多様性に対しての受容力が大きい人が良いでしょうが、異文化適応性が高くても本人の言語力などいろいろな要因にも左右されます。
アジアに限らず欧米勤務でも同様です。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長