御社が適性検査を開発されてから20年程経つかと思います。その過程で、適性検査から見て日本人平均の傾向にどのような変化が見られたでしょうか。
OPQの因子得点の平均値と標準偏差についていえば、開発当時と現在に大きな変化は見られていません。
日本人の傾向を知るには、外国人と比較するのが良い方法です。SHLグループ社は、OPQを約30カ国語でサービス提供しており、国別のデータを公開しています。 世界標準と比較した日本人(マネジメント職および専門職)の特徴は以下の通りです。
- 指導力(低得点)…良いメンバーとなる。リーダーについていく。
- 独自性(高得点)…独自の考え方を持つ。信念が強い。
- 社会性(低得点)…初めての人には気後れする。非社交的。
- 謙虚さ(高得点)…謙虚である。自慢しない。
- 順応性(高得点)…周囲にあわせる。
- 心配性(高得点)…仕事がうまくいくかどうか心配する。
- 上昇志向(低得点)…野心家ではない。マイペース。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。