非常に緊張しやすい新入社員がいます。新人にのびのびと仕事をさせるために、御社ではどのような取り組みをしていますか。
まず、緊張しやすいこととのびのび仕事することとは関連が薄いと思います。緊張感を持ちつつ自己のペースで仕事をこなすタイプもいれば、のびのびやっていると思ったら緊張感もなく自分勝手なやり方で失敗するタイプもいます。
当社では、新人にメンターを付け、日々の成長をみながら指導しています。新人自身も成長度合を自分で確認していきます。会社としてチームとしてどのように仕事を進めるかはOJTで上長、先輩が指導しますが、問題解決への基本的なアプローチは自らが考え学ぶべきであり、メンターがそれをフォローします。何事につけ上から細かく指示命令するのではなく、新人にも「自分の判断でここまではやってみなさい」と任せてみることが必要でしょう。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長