「記憶に残る人を採用しろ」という難題を押し付けられました。どんな人が記憶に残るかは、評価者によって様々だと思うので、客観評価は難しいと思いますが、もしOPQで「記憶に残る人」を定義した場合、どうなると考えられますか?
当社が持つコンピテンシーモデルの中で、相手に好印象を与えるコンピテンシーに「インパクト」というものがあります。
定義は、はっきりとしたよい印象を与える、存在感がある、強さと信頼感を与える、です。
OPQでは、以下3つの尺度が強く関係しています。
- 説得力・・・人を説得することを好む。
- 外向性・・・話題の中心でいることを好む。
- 社会性・・・気後れせず、堂々と自信を持って振舞う。
このコンピテンシーを持つ人は印象がよい人ですが、独自の魅力を持つ人とは限りません。
記憶に残る理由は様々ですから、面接官の主観で評価すれば大丈夫です。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員