内定辞退を親に頼む内定者がいます。この手の人に内定を出したくないのですが面接でどうやって見抜けばよいでしょうか?
内定辞退を親に頼む人に共通の要件を研究した事例は見たことがありません。ぜひ、貴社で研究してみてください。内定辞退を自分で行う人と親に頼む人の違いの研究です。分析を簡便に行うためにも内定者全員に必ずパーソナリティ検査を実施してください。
分析の際、比較対象グループを内定承諾者グループにしてはいけません。なぜなら、内定承諾者の中にも他社の内定辞退を親に頼んだ人がいる可能性があるからです。貴社を辞退しなかったのでわからなかっただけであり、入社者の中にも親に頼んだ人がいると考えるべきです。
数年かかるかもしれませんが、気長に親に頼む人のパーソナリティ検査データを集めてください。15~20名程度の人が集まったら、同数程度の自ら内定辞退をした人との差をパーソナリティ検査データを用いて分析します。もちろん、パーソナリティ検査データのみならず、知的能力検査、エントリーシート、履歴、面接での発言等、個人に関連するあらゆる情報を用いて分析すべきです。
そこで発見された親に頼む人の要件を面接でのNG要件にすればよいと考えます。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。