オンライン面談における学生の意欲形成方法について知りたい
オンラインであるかどうかにかかわらず学生の志望動機は4つに分類できます。
一つ目はブランド重視。ブランド志向の学生は業種や職種を問わず人気ランキング上位企業にエントリーしています。そして自社よりもブランド上位の企業から内定がでれば必ず内定辞退します。企業ブランドは世界トップとの自負をお持ちの会社にとってこのタイプは採りやすい人いえますが、他のほとんどの会社にとってこのタイプは辞退リスクの高い人です。
二つ目は仕事の意味と価値重視。このタイプはどのような仕事ができるのかについてこだわります。本人が希望する職務に従事する現職社員とゆっくり話をする機会を作り、納得するまで対話します。仕事内容に惹かれている場合は入社可能性が高いと考えられます。
三つ目は見返り重視。このタイプは入社したら自分に何が得られるのかに興味があります。どんな見返りを求めているかを正しく把握しましょう。給与、賞与、昇進、休暇、福利厚生、研修、キャリアプラン、得られるスキル、経験できる職務、エンプロイヤビリティなど得られるものを客観的に示せるようデータを見せることが有効です。
最後は人間関係重視。このタイプは人に惹かれます。今まで出会った人から会社を判断するのです。社員の中から人たらしを選びリクルーターに任命することはもちろんですが、学生との相性を考慮し、社員の中からフォロー担当を選んでください。このタイプはこちらの対応次第で入社を促すことができます。慎重に人選し内定者フォローをしてください。
ご質問のオンライン面接での意欲形成方法ですが、上記のいずれかのタイプを判断し、オンラインで必要な人や情報を提供することが内定辞退の防止につながります。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。