コラム

続・人事部長からの質問

2021/11/12Q.3268

Webテストに関する質問です。
一般的なテストの知的検査は、基本的に「問題が○問あり、制限時間内でできる限り回答していく」という形式がほとんどかと思いますがこの場合、残り僅かの時間に勘で回答した問題がまぐれで当たり、正確な結果が出ない可能性があるのではと感じています。
時間制限を設けず、全ての問題を回答するまでの経過時間と正答数から結果を算出する、というやり方もあるのではと考えましたが、そういった形式がないのは何か理由があるのでしょうか。

多肢選択問題の正答数と正答確率分布については専門の先生がたくさんいますのでそちらを参照ください。
全ての能力を測定できるわけではありませんがスクリーニングの効率を考えると非常に優れた手法だと思います。
ご質問の「時間制限を設けず回答させる試験が無いのは何故か」という点ですが、採用ジャンルでは見たことがありません。原則として時間に制限のない仕事を「業務」とは呼ばないからです(もしかしたら呼ぶケースもあるかもしれませんが) 。

少なくとも時間制限のない仕事はあっても時間制限のない業務を自分は見たことも聞いたこともありません。企業が社員を雇うのは業務をさせたいからでしょう。よってテストは時間制限があるのです。与えられた時間の中で早く正確に求める答えを出す。
当社のテストもそういうコンセプトで設計されています。

三條 正樹

このコラムの担当者

三條 正樹

日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役

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