情報の消費期限が短く、凄まじいスピードで変化し続ける今の時代ですが、そういった時代において、「保守的な学生」と「革新的な学生」でそれぞれ採用するメリット・デメリットは何でしょうか?
真面目過ぎてオモロない答えになってしまい恐縮です。
保守‐革新のパーソナリティだけで採用のメリットとデメリットを考えるのは無理があります。すべての人が完全な保守と完全な革新の中間にいて、その時々に適切な判断をしています。また、情報の消費期限が短いことと変化のスピードが速いことは、一般的な時代認識として適切ですが、企業や職務によってはそうでない環境もあります。300年間同じ技術と道具と方法でやり続けている仕事もあるのです。
保守的な性格は保守的な行動が求められる職務に対する適性であり、革新的な性格は革新的な行動が求められる職務に対する適性です。職務が求める適性を持つ人を採用すると短期間で高いパフォーマンスが期待でき、そうでない人を採用すると育成に時間とコストがかかります。以上がメリットとデメリットです。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員