コラム

人事コンサルタントの視点

2022年下半期に最も読まれたコラム、ベスト8

公開日:2022/12/23

2022年も残すところ1週間となりました。今年は感染症対策としての行動制限が緩和され、海外ではポストコロナの生活をはじめている国も出てきました。コロナ禍は多くの人々のキャリア観に影響を与え、企業は人事戦略の見直しを迫られています。この難しい時代にタレントマネジメントを推進する皆様のお役に立ちたいという思いでSHLタレントマネジメントソリューションを運営してまいりました。本コラム、インタビュー記事などを定期的にご覧いただいている皆様には心から感謝申し上げます。誠にありがとうございます。

今回はコロナ終息が見えてきた2022年下期に、最も読まれたコラムベスト8をご紹介いたします。

2022年下期に最も読まれたコラム、ベスト8

1.適性検査の見直しにも!SHLの採用適性検査シリーズとその違いを一挙ご紹介(玉手箱Ⅲ、GAB、CAB、RAB、その他)

日本エス・エイチ・エルの採用適性検査の中で人気のテストバッテリーをご紹介しました。日本エス・エイチ・エルのWEBテストとして最初に思いつくのは玉手箱だと思いますが、実は論理的思考、推理推論を重視しているGAB、水平思考力を重視しているRAB、ITエンジニアに求められる知的ポテンシャルを重視しているCABなどがあります。

2.「万華鏡30」を能力開発に活用する方法(前編)

2021年の4位に入っていた本コラムが2位にランクアップしました。アセスメントによる能力開発に関心が集まっているようです。本コラムは万華鏡30を活用した能力開発をテーマとした前後編のコラムです。パーソナリティ検査OPQのフィードバック用リポートである万華鏡30を能力開発に活用するための具体的な方法について紹介しています。本人の成長意欲に加えて、正しい自己理解、仕事理解が行動変容を促し、コンピテンシー開発につながります。基本的な考え方から事例まで実践的な内容になっています。

3.マネジャー&シニアマネジャーノルム搭載!アセスメントツール「万華鏡30」

2021年に続き3位となりました。2021年4月に新しいノルム(採点基準)が搭載された「万華鏡30」、新しく追加された機能とその活用方法についてご紹介しています。パーソナリティ測定からコンピテンシーのポテンシャルを捉える万華鏡30は、新しいポストや未経験の役割に対する適合度を予測します。新ノルムの搭載により、エグゼクティブ層(取締役、執行役員)の実施が増加しています。

4.データ分析における主観性と客観性 ~シンプソンのパラドックスとデータ・インフォームド~

HRテクノロジーは人材データを活用(集計、分析、モデリング)し、優れた人事組織における意思決定を行うためのものです。人材データの分析には統計的な手法が用いられます。厳密に管理された方法でデータ分析を行ったとしても、分析者の主観を完全に排除できるわけではありません。本コラムは分析結果を評価する際に注意すべきことについてご紹介しています。

5.「万華鏡30」を能力開発に活用する方法(後編)

アセスメントを能力開発で使うことができることは知っていますが、さて具体的には何をどのようにすればいいのでしょうか。本コラムではパーソナリティ検査OPQのリポート「万華鏡30」を能力開発に活用するノウハウについて紹介しています。客観的な自己理解と行動変容の関係、行動変容を促すための方法について述べています。実際のリポートを題材にその解釈と行動変容のためのアクションプランの例を述べています。

6.モチベーションリソース:個人の原動力を理解し、成果を最大化する

モチベーション検査MQは個人のモチベーションリソースを測定します。モチベーションリソースとは、意欲の源のこと。つまり、人をやる気にさせたり、やる気を失わせたりする環境や要因のことです。モチベーションリソースには個人差があります。目標は高ければ高いほどやる気になる人がいる一方で、達成不可能な高い目標では取り組む気にさえならない人もいます。社員の活性化や定着向上のためにモチベーションリースがどのように活用できるか、またハイポテンシャル人材の選抜におけるモチベーションリソースの重要性についても詳しく紹介しています。

7.人的資本経営におけるアセスメントツールの有用性~「人材版伊藤レポート2.0」の公表を受けて

2022年5月に公表された「人材版伊藤レポート2.0」により、投資家や経営者においても人材をリソースではなく、キャピタルととらえる人的資本経営の重要性が盛んに議論されるようになりました。人的資本開示の義務化に対応するためだけではなく、本質的な経営改革のための人的資本経営に人材アセスメントがどのように貢献できるかについて視点と方法を提案しています。

8.多忙なマネジャーにこそ内省機会を

マネジャーの多くはプレイング業務を行うプレイングマネジャーです。多忙を極めるプレイングマネジャーにはマネジメント業務をやっている暇が無くなりそうですが、一定の割合までのプレイング業務はチーム業績に前向きな影響を与えるという研究があります。マネジャーが職務を通じた学びを得るために、コルブの経験学習モデルをどのように実践として活用するかについて述べたコラムです。

来年もよい年になりますように

2022年もご愛読いただきありがとうございました。2023年も人事に携わる皆様にとって少しでもお役に立てる情報をご提供できるよう日々精進していく所存です。今後もご愛読いただけますようよろしくお願い申し上げます。
清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員

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