コラム

人事コンサルタントの視点

SHLに新CEO

公開日:2009/06/30

このコーナーは、イギリスのSHLグループが配信している「SHL Global Newsletter」やHPから記事をピックアップ、日本語に翻訳してご紹介するものです。海外の人事の現場でどんなことが話題になっているのか、人材マネジメントに関して海外企業はどんな取り組みをしているのかをお伝えすることで、皆さまのお役に立てればと願っております。
今回はSHLグループのプレス・リリースから、SHLグループ新CEO就任のニュースをお知らせします。

SHLの意図する後継計画の一部として、John Bateson氏が9年間の任期を終えCEOから降りることになった。後任はDavid Leigh氏。Leigh氏は1年ほどにSHLに加わり、Chief Commercial Officer を務めていた。交代は6月30日付で行われる。(2009年6月3日 SHLグループ  プレス・リリース)

Leigh氏はBateson氏のSHLへの貢献について次のように語っている。「John Bateson氏は、我々の国際的な顧客にサービスするため、SHLをグローバルなステージに押し上げてくれました。彼はまた、最高の商品、技術、サービスを提案できるよう開発を推進し、この経済不況に関わらず、将来に向けてSHLをいい形で残してくれました。」

「私は昨年SHLに加わり、SHLのグローバル拡大計画をアシストしてきました。これは現在も我々が非常に重視するところです。我々が情熱を持って取り組んでいるのは、顧客にアセスメント・ツールを提供し、適切な人材を適切なタイミングで適切な場所に配置できるよう援助することです。このことは今日、世界中のどの国においても、また、経済サイクルのいかなる時点においても重要なことです。昨年SHLは200万件のアセスメントをオンラインで実施しました。我々のミッションは、最高品質の人材マネジメントソリューションを顧客に提供することです。」

Leigh氏はSteria社からSHLに加わった。Steria社はヨーロッパのITとビジネスプロセスのアウトソーシング会社であり、そこで彼は、Group BPO Directorで経営会議のメンバーであった。その前は、Xansa社Group Business Development and Commercial Director、ipValue Management社(Goldman SachsとGeneral Atlantic Partnersが所有する会社)Senior Vice-President、McKinsey & Company社コンサルタントであった。

SHLグループと当社との間に現在、資本関係はありません。SHLグループにとって当社はライセンス契約を結んだDistributorという形になりますが、グループのグローバル戦略の中、アジアにおける重要拠点と位置づけられているようで、旧CEOのBateson氏は日本を訪問されたこともあります。
グループのCEOが交代したからといって、当社の事業内容や理念がすぐに何か変わる、ということはないと思われます。今後、新CEOのもとでグループの事業戦略や商品開発戦略がどのような方向に進むのかに注目し、日本企業の人事に役立ちそうな商品やサービスを積極的に取り入れていきたいと考えています。

堀 博美

このコラムの担当者

堀 博美

日本エス・エイチ・エル株式会社

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