適性テストを入社後の配置・配属に活用している事例を教えて欲しい。どのようなテストを、どのように活用しているかについて詳しく知りたい。
■事例1 情報通信
- 目的:総合職として採用した新人の初任配属
- 利用テスト:オリジナルテスト(科目:言語・計数・OPQ、自社独自の適性尺度を算出)
- 内容:初任配属の対象である3職種(プロダクト営業、システム営業、システムエンジニア)のうちどの職種に配属するかを決定するために使う。本人の希望と新人研修時の適性評価と知的能力テストおよびOPQ結果を参考に判断する。3職種の適性値は現有社員の特徴を分析した結果に基づいて算出している。
■事例2 製薬メーカー
- 目的:MR職の適性配置
- 利用テスト:WebOPQ
- 内容:営業組織の変更に伴い、開業医担当チームと病院担当チームが出来た。新入社員をどちらに配属するかについてOPQを参考情報として活用した。
各チームに対する適性を判断するための基準は、開業医担当、病院担当それぞれの好業績MRのコンピテンシーモデルに基づき作成された。
開業医MR適性と病院MR適性はそれぞれ異なるOPQ5因子の総和で算出する。15点以下は低得点、25点から30点は平均得点、40点以上は高得点と判断する。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員
前の記事へ
プレスリリースを拝見しました。テストセンター方式は行わないと認識していましたので驚きました。今後の展望、貴社の特徴などお聞かせ下さい。
2013/08/12
次の記事へ
弊社は、主に中途採用を行っております。書類選考を通過した応募者に対して御社のGABと小論文を実施しております。小論文では、本人が主張したいことがきちんと述べられているか、脈絡がきちんとしているか等を、主に評価の基準としております。
人事部長にも目を通してもらいますが、字が読みにくい、汚い等の理由から、読んでもらえずに、外されてしまうケースがあります。
その中には、適性テストの得点が高かったり、小論文で良いことを書いていたりする応募者も居るので、しっかり読んでもらいたいと思うのですが、外されないようにする良い方法は何かありますか?ちなみに、人事部長の言い分としては、「読み手が読みやすいように書くのがマナーだ。」とのことです。
2013/08/16