当社の採用課題は内定辞退率が高いことです。面談や集団研修等は実施しておりますが、毎年内定辞退が減りません。内定辞退を100%防ぐ方法はないかと存じますが、御社のアセスメントツールを使用した内定者フォローの有効事例がございましたら、是非ご教示頂けますと幸いです。
大手電機メーカーさんの事例です。
この会社は、内定者に対して定期的な研修と懇親会を開催しています。その中の1つのコンテンツとして、採用選考時に実施したパーソナリティ検査OPQの結果を外部の専門カウンセラーから個別にフィードバックするというセッションを実施しています。外部の専門カウンセラーとは当社のことですが、入社後活躍する自分のイメージを持たせ、不安を払拭することをねらいとして、内定者に対して個別に約30分でパーソナリティ検査結果のフィードバックを行っています。対話の相手が外部ということもあり、学生からの本音がポロリと出てくることがあります。実は留学を考えている、大学院への進学をするか悩んでいる、第一志望からの内定をもらったが言い出せないなど。この情報を使って採用担当者は歩留を予測し、辞退防止の動きをとったりしています。
劇的に辞退率が改善されたわけではないですが、有効な情報収集の事例です。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。