ストレス耐性に関しての関心はまだ高いと思います。以前からいろいろと回答されていますが、現時点のアセスメントを使ったストレス面の判断についてのお考えをあらためてお聞かせください。
ストレスに関して本人の資質に依存する発想は捨てるべきです。
ほとんどの場合はマネジメントでケアできます。マネジメント教育を優先するべきという方針に変わりはありません。
技術家庭科の授業でビス(ねじ)の頭をダメにしてしまう生徒が増えたので簡単にはダメにならないビスに変えたら一時的に改善されたが、より手荒に扱うようになって結局ほとんど同じ率でビスをダメにしてしまうという記事を思い出します。
ダメにしてしまうのは強度ではなく人間の扱い方や力加減の問題。
似ていると思いませんか?

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役