士師業においては、国家試験が仕事に必要な知的能力を担保していると考えている。このため採用時のパーソナリティ検査のみ導入を考えているが知的能力検査を実施しないメリット・デメリットを確認したい。
士師業の国家資格の大半は知能ではなく知識を問うものがほとんどだと思います。本やノートの持ち込みができないことからもそう考えられます。
また資格は専業職に従事するためであり潜在的な能力や活躍を示唆するものではありません。
仕事の内容に与えられた時間の中で早く正確に回答を導き出せる能力が必要である場合、知的能力をやるメリットは大いにあります。仕事の内容は経験・経験則がほとんどということであれば知的能力は不要です。ポテンシャルのある人を落とし時間をロスするデメリットがあります。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役