コラム

続・人事部長からの質問

2020/09/29Q.2995

海外と国内で貴社のアセスメントを実施した際に、日本人と日本人以外とで顕著に差がある能力やパーソナリティの傾向があれば教えてください。

マラソンのトップ選手の多くが東アフリカ人(特にケニア人が多い)であることはよく知られている事実です。この要因については様々な研究がなされており、身体的な特徴や高所民族であること、幼少期からの生活習慣等によるものに伴う生理的な特徴などによるものとわかってきました。マラソンのトップ選手を採用するのであればケニアでスカウトすることは合理的であるように思います。

一般の仕事において特定の国から人を選ぶ必要はありません。日本人を外国人と比べて特別視することは人材の見極めにおいて大きなバイアスになります。国籍や人種に関わらず、職務や環境に適する個人を選び採用、任用、育成するべきなのです。

OPQの国際的なデータを見てみると日本人は、順応性、独自性、心配性が高得点で、上昇志向が低得点の傾向がややみられています。

清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

執行役員

入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。

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