在宅勤務をしています。メンバーとはチャット、メール、ビデオ会議でコミュニケーションをとっているが、コミュニケーション不足を感じる。密なコミュニケーションをとるための良いやり方があれば教えてください。
コミュニケーションとは相互理解、共感のための行為です。相互理解と共感は言語だけで成立しているわけではありません。赤ちゃんとのコミュニケーションは非言語情報を通じて行いますし、犬とのコミュニケーションも(私は成立していると思っていますが)言語は媒介にせず感情を交換します。
ご質問者様の考える密なコミュニケーションが何によって満たされるかにより方法は異なりますが、もし言語を介さない感情の交換を密なコミュニケーションとお考えであれば、在宅勤務を止めて出社するか、密なコミュニケーションをあきらめるかのいずれかしかありません。会って触れて、はじめて成立するコミュニケーションだからです。
感情よりも、業務上に必要な情報をタイムリーに共有することを密なコミュニケーションとおっしゃるのであれば、在宅勤務でも可能です。情報共有ツールとチャット、言葉で話したいのであればビデオ会議が有効です。頻繁に、簡潔に、言葉で意思を伝える能力が求められます。まずはご自身が文章表現力というコンピテンシーの開発を行ってください。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。