営業職の営業成績とOPQ各因子得点との相関分析を行ってハイパフォーマの特徴を明確にしたい。当社はエリアごとに営業の環境が異なるため、営業成績を一律に分析することに違和感がある。どのように分析すべきか?
エリア別にハイパフォーマ分析をやってください。エリアごとに分割するとサンプル数が足りない場合は、営業環境が類似しているエリアは同じグループとして分析しましょう。
エリア別に分析した結果は、各エリアの採用基準として、各エリアへの配属基準として活用できます。従来の方法である一括採用、本人希望によるエリア配属よりも適正配置を実現できます。
ハイパフォーマ分析の結果を踏まえて、従来の採用のあり方を考え直すことこそ、科学的人事の実践です。小手先の変更ではなく、抜本的に人材戦略を見直すことができれば人事の力で会社を成長させることができるのです。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員