「職人気質」のある人をOPQで定義したらどのような構成因子になるでしょうか?
職人気質とは職人に共通する、自分の技能に自信と誇りを持ち仕事の品質を高めるため細部にまでこだわり抜く性質です。
この性質をOPQで表現するならば、以下の4因子が関連していると考えます。
- 独自性(高得点)
強い信念を持っている。自分の考えにこだわりがある。反対されても考えを変えようとしない。 - 緻密(高得点)
細部にまで気を配り、確認を怠らない。細かい部分の変化や違いによく気づく。徹底的にミスをなくそうとする。 - 几帳面(高得点)
決められ品質や条件、締め切りなどを必ず守ろうとする。完璧主義で妥協しない。誠実に仕事に取り組む。 - 批判的(高得点)
問題点や矛盾に敏感。自分の仕事に対しても厳しく評価し、問題点やミスを指摘する。
職人気質の人をうまくマネジメントするには、その人の価値観と会社の価値観をうまく結びつけることが大切です。それができれば、職人気質の人が持つ仕事へのこだわりを会社の業績に転換できます。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。