コラム

続・人事部長からの質問

2024/03/27Q.3839

課員が仕事をしやすい環境・心理を作り出すことも上長陣の仕事の一部だと思いますが、忙しさを理由にそこに取り組もうとしないメンバーが多いです。課員の中にも「上司がその手の施策に一切取り組んでいないのではないか?」と察し、モチベーションが低下してしまっている方もいるようです。効果的な改善策はありますでしょうか。

効果的も何も、これでは上長としての仕事をしていないのと同じことです。「忙しい」は理由になりません。部下が「忙しいので、できませんでした」と言ってきたらどうするのでしょうか。

まずは、上長自身が自己変革できるように会社としてサポートしてください。何ができていないのか、何故できないのかを認識させ主体的に改善策を考えさせてください。もちろんスキル開発やトレーニングを提供することも大切です。
一方で課員とのコミュニケーションをしっかり取れるように指導してください。課員たちがどのように仕事をし、どんな課題に苦労しているか理解し、サポートすることの重要性をわからせてください。

もちろん本当に忙しさが理由の一つである可能性もあります。上長の勤務状況も会社として把握し対応する必要があります。上長がワークライフバランスを尊重できる環境でなければ課員も安心、信頼して仕事ができませんし、双方のコミュニケーションを強化させることもできませんから。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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