新卒採用の質を高めるための分析として、何をしたらよいのですか?
目的として定義された「新卒採用の質の向上」をしっかりと理解しましょう。この「質」とは何かが重要です。どのようになったら、新卒採用の質が向上したと言えるかを考えます。以下に例を示します。
- 優秀な人を採用できる。
- 必要な人数を採用できる。
- 応募者の満足度が上がる。
- 面接官の満足度が上がる。
- 経営陣が内定者に満足する。
- 新人を配属した部署のマネジャーが満足する。
- 会社の業績が高まる。
- 会社の評判が高まる。
- 翌年の応募者が増加する。
- 翌年の応募者の合格率が高まる。
- 採用の直接間接コストが下がる。
新卒採用の質が何であるかがわかったら、質に最も大きな影響を与える要素を検討します。
会社の知名度、業績、事業内容、ブランドイメージ、事業所の立地、建物、採用人気度、業界人気度、採用活動時期、採用広報、採用サイト、採用イベント、採用説明会、インターンシップ、採用選考、採用担当者、リクルータ、人事部長、社長、採用コストなど様々なものが考えられます。
質と質に影響を与える要素との関係を分析し、重要な要素を見つけること。これがなすべき分析です。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。