面接はどこまでいっても最後は主観に左右されるものだと感じることがあるのですが、これを是正するには適切な訓練、経験をたくさん積むしかないのでしょうか。
是正する必要はありません。面接は最初から最後まで主観に左右されてしまいます。主観の働かせ方が重要です。私の好き嫌いを基準にするのではなく、仕事や職場との相性を基準にして勘を働かせることができるようになれば一人前の面接官です。
必要なものは知識と論理的思考と経験です。それも人にだまされる経験を積むしかないのだと思います。達人は普通の人では気付かないわずかな変化や兆候に気付きます。また意識的に気付かなかったとしても、無意識的に違和感を持つのです。
勘が働くまで経験を積んでください。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員