20代前半に、これは経験するべきだった、または、このような経験を積むべきだったということは何でしょうか。
起業です。当事者意識が徹底的に鍛えられます。
優れたニッチを見つけるには、会社に勤めをせずに起業するほうがよいと思います。会社勤めをするとどうしても会社常識が身についてしまい、純粋な視点を失いかねません。
また、若いうちに起業をすれば失敗してもやり直しがききますので思い切ったチャレンジが可能です。
ITバブルの崩壊、ベンチャー企業の失敗、雇用情勢等の影響から若者の安定志向が強まり、起業ブームは終焉しましたが、日本の競争力を向上させるためにも、グローバル競争を視野に入れた新しいチャレンジが必要だと考えます。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員