全国転勤があってもうまく順応していける人の適性ってあるのでしょうか。それとも地域ごとの適性を調べて配置配属を見た方が良いのでしょうか。
最重要な視点は、配属先の職務に対する適性があるかどうかです。つまり、ジョブコンピテンシーを評価します。
そのうえで転居を伴う異動において重要な点は、家族の事情、健康状態などです。加えて、転居先が海外などで、言語、文化、風習が異なる場合にはじめて本人の異文化適応の度合いや現地の言語能力などが求められます。
どの地域でもうまく順応するという特徴だけをとらえようとするなら、OPQから出力される能力特性の「状況適応力」、コンピテンシーの「柔軟性」「異質の理解」を確認するとその特徴がよくわかります。
結論として重視するべき順番は、配属先の職務適性、転居可能な状況があるか、順応できるかどうかです。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。