コラム

続・人事部長からの質問

2026/06/02Q.4377

採用を担当してから候補者に何度も裏切られています。気持ちを切り替えるために実践している習慣はありますか?

私は直接の採用担当ではありませんが、ご担当者としてのお気持ちはよくわかります。急な内定辞退、聞いてもいなかった他社への志望切り替え、入社直前の断りメールといろいろありますよね。人間不信に陥るのもわかります。こうした気持ちを切り替えるための習慣といっても難しいですが、こちら側の心構えを切り替えるといったことでしょうか。

まずは、「候補者も人なので、気持ちや考え方が変わることもある」「自分は精一杯真摯に対応したけれど、候補者の考えを縛ることはできない」「他社の方が条件が良いと考える点があるなら、採用担当者個人としてはどうしようもない」と気持ちを整理しましょう。内定辞退や入社辞退は事実ですが、自分の責任範囲外でもありますから。

また、自分の期待を大きく持ちすぎないことも大切です。新卒採用では、辞退は一定数起こるもの。いまは承諾率50%と言われているという状況を踏まえた気持ちでいきましょう。もちろん辞退理由を分析して次に活かすことは必要ですが、「あれだけの人材だから、どの企業も欲しいはず」「将来、当社に再度興味を持ってもらい、転職してきてもらえるくらいの魅力ある会社にしていこう」というように前向きに捉えてください。
あなたの期待通りに、入社して活躍している人材もいるはずですからね。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

日本の新卒採用・就職支援ビジネスを45年にわたり牽引。1981年毎日コミュニケーションズ(現・マイナビ)に入社し、大手各社の新卒採用支援に従事。アナログからデジタルへの転換期には、現在の就職ナビサイトの礎を築き、大型就活イベントの責任者とし... 続きを読む

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