採用を担当してから候補者に何度も裏切られています。気持ちを切り替えるために実践している習慣はありますか?
私は直接の採用担当ではありませんが、ご担当者としてのお気持ちはよくわかります。急な内定辞退、聞いてもいなかった他社への志望切り替え、入社直前の断りメールといろいろありますよね。人間不信に陥るのもわかります。こうした気持ちを切り替えるための習慣といっても難しいですが、こちら側の心構えを切り替えるといったことでしょうか。
まずは、「候補者も人なので、気持ちや考え方が変わることもある」「自分は精一杯真摯に対応したけれど、候補者の考えを縛ることはできない」「他社の方が条件が良いと考える点があるなら、採用担当者個人としてはどうしようもない」と気持ちを整理しましょう。内定辞退や入社辞退は事実ですが、自分の責任範囲外でもありますから。
また、自分の期待を大きく持ちすぎないことも大切です。新卒採用では、辞退は一定数起こるもの。いまは承諾率50%と言われているという状況を踏まえた気持ちでいきましょう。もちろん辞退理由を分析して次に活かすことは必要ですが、「あれだけの人材だから、どの企業も欲しいはず」「将来、当社に再度興味を持ってもらい、転職してきてもらえるくらいの魅力ある会社にしていこう」というように前向きに捉えてください。
あなたの期待通りに、入社して活躍している人材もいるはずですからね。
このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長